ご挨拶
精神疾患に罹患した方々の看護のみならず、人々の精神の健康の保持増進は、精神看護において重要な課題です。
昨年、今年と、私たちは、新型コロナウィルス感染症によるパンデミックを体験しました。外出自粛、リモートワークなど生活様式が一変しました。そして様々な精神保健上の問題が浮かび上がりました。
私達、精神看護の専門職者として、このような状況の中での人々の精神保健にどのような支援ができるのか、精神保健において看護が果たす役割や責任を皆様と共に探求していきたいと思います。
現在、オミクロン株による感染の拡大が懸念されております。新型コロナウィルス感染症の拡大が終息する見通しとなりますのならば、第32回学術集会は、対面による実施とさせていただきたいと思います。
多くの皆様とディスカッションを通して、人々の精神の健康の保持増進に、私たち精神看護の専門職者がどのような貢献ができるのかを考えていきたいと思っております。
多くの皆様にお会いできることを楽しみにしております。
学術集会長 荻野雅 (武蔵野大学看護学部教授)